先日、とあるお客様からの連絡でステンレス製のダクトに亀裂が入ったとのことで急遽溶接が出来る方を連れて現場に向かいました。

どのような状況かわからないまま現場に着いてみると、乾燥炉と繋がっている角ダクト(中は空洞になっており水が循環している)から肉眼ではわからない微細なひび割れから水があちこち染み出でいる状態でした。

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 一度溜まった角ダクト内の水をすべて抜けきってから溶接を行い、漏れがないか水を充填確認する作業を行ないました。

しかし、ひび割れた部分が元々板厚が薄く溶接の熱によって引っ張られたことで、最初なんとも無かった所がひび割れを起こし水が漏れてしまう事態になりました。

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※溶接後水漏れを確認

ここから水を抜いては溶接を行い、水を充填して漏れが無いかのを繰り返し、7~8回目で修理が終わりました。

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最初は小指ほどの大きさのひびだけの溶接が、最終的にここまで溶接することになりました(‐‐;)

現場での攻防約6時間・・・溶接をしていただいたSさん、ありがとうございました。

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小林直弘