JRの車両工場で「電車の屋根を塗装する環境が悪い」と言う問い合わせに対し対応しました。今回は簡易的なプッシュプル型換気方式での提案です。
↑ここに車両が入ってきます ↑車両が入るとこのように2Fが塗装場となります。
排気設備はほとんどないので劣悪な環境下となっていました。
↑まずは上から風を送る「給気(プッシュ)ファン」の設置です。 均一に風を出すことが難しい装置です。
↑今度は既設の足場架台を「塗装ブース型足場(プル)」に変更 ↑写真右のファン2台にダクト接続し、吸引します
こちらは20mものダクト型足場ですが、20m間を均一に吸うことがとても難しく困難を極めました が うまくいった^^
←外は排気を屋根上まで立上て、施工完了です。
車両の屋根上から風を送り、両サイドの足場床面にて塗料を吸う方式でした。環境測定の結果、管理区分は改善され、求める結果を生み出すことができました。
今回は、既設の建屋を利用し、既設の設備を変更改造して行ったため、道中さまざまなトラブルがありましたが、最後まであきらめずに完成できたことが大きな収穫です。弊社はすべて御社の環境に合わせた御提案をさせていただきます。何なりとご相談ください!!
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