従業員の健康被害のみならず、多くの損害や予期せぬ危険をもたらす
工場内の環境悪化は企業にとって早急に解決すべき課題です。
局所排気
粉塵、化学物質などピンポイントで集塵・排気
●粉塵・ミスト(木屑、磨き粉、鉄粉、米ぬかなど)
●有機溶剤(塗料、シンナーなど)
●鉛・ヒューム(ハンダ付けの煙、金属蒸気)
●特定化学物質(石綿、塩素、カドミウム、シアン化合物、フッ化水素、硫化水素など)
工場内で特定化学物質を使用している場合は、労働安全衛生法で排気設備の設置が義務づけられています。
換気
●排気したいが囲いがつけられない場合にプッシュ・プル換気(開放式の吹き出しファン+排気ファン)
●塗装作業、有機溶剤作業などの臭い、一つの作業場に換気したい箇所が複数ある場合に密閉式プッシュ・プル換気(密閉空間+排気ファン)
●工場の温度管理、水蒸気、悪臭の解消 全体換気(工場建物の換気に換気扇・屋上扇の設置)
設備管理
専門的なアドバイスから設備維持・管理のお手伝い
●定期自主検査・管理業務(規則に基づいた機械の能力選定、能力測定等)
●労働基準監督署向け書類作成
●集塵設備メンテナンス管理
労働安全衛生法で局所排気装置等の性能を確保し、環境改善の効果を維持する目的で、定期自主検査の実施と記録の保存が義務づけられています。